特徴

1

小ロットラベル印刷、ラベル内製化を強力サポート

2

耐水、耐紫外線、耐アルコール性を実現

仕様

機種名
Pro1040・1050
解像度
1,200×1,200dpi
印字方式
デジタルLEDフルカラー乾式電子写真方式
用紙幅(mm)
25.4~130
印字速度(mm/秒)
152.4
外形寸法(H×W×Dmm)
441×1,040×477

カタログ

資料

詳細は下記リンクをご確認ください。

Pro1050 印刷見本

本体について

印刷色数

Pro1050 5色(YMCK+特色ホワイト)
Pro1040 4色(YMCK)
※特色ホワイト印刷機構分が空いています。(各色トナー位置は異なります)

筐体は共通ですが「Pro1040」に特色ホワイトを追加する事は出来ません。

印刷可能エリア

Pro1050・Pro1040 最大幅 121.7mm

ラベル(台紙含む)最大通し幅は130mmですが、上下左右それぞれ2.12mmは印字不可領域となっています。
ラベルに、2.12mm幅の白枠が発生します。下図を参照ください。

ラベル全面に印刷を行う際は、ラベル仕様・データ作成に留意する必要があります。

カット可能なサイズ

Pro1050・Pro1040 最小カット長(ラベル長さ)101.6mm

長さ152mm(6インチ)未満にカットしたラベルは、斜行が発生する事があります。
101.6mm以下のラベルは、ラベル間を含め101.6mm以上になる枚数で「指定ページ毎カット」を設定してください。
例)ラベル長さ30mm(ラベル間含む)の場合、指定カット枚数「4枚」以上

印刷速度

Pro1050・Pro1040 最大印刷速度 152.4mm/秒

印刷するデータ量(枚数)と印刷品位により、スプール時間が異なります。
プリンタドライバーの用紙設定により、印字速度は自動設定されます。
用紙幅100mm以下では、用紙種類・用紙厚に関わらず、最低速度(58.4mm/秒)に固定
ドライバー用紙情報とガイド位置が異なる場合は、エラーとなります。

使用するラベルについて

使用できるラベルロールのサイズ
最大直径203.2mm(8インチ)です。
ラベルロールの紙管の内径は、直径76.2mm(3インチ)です。

ラベルギャプ検出
ラベル間隔を検出するセンサーとして、アイマーク・ラベルギャップに対応しています。(左右に約105mm移動可能)
ラベルギャップ無しも対応しています。

使用できるラベルの厚み
75μm~250μmです。厚みには、台紙(剥離紙)を含みます。

粘着ロール
粘着ロール(抜き加工無しの粘着紙原反)は、ラベル原紙側面からの粘着材のはみ出しが多いため、プリンタ内部に粘着材が付着し、故障の原因となります。極力ご使用されませんよう、お願い致します。

使用できるラベル材質
紙系(上質紙・アート紙・コート紙)及びPETフイルム・ユポ(合成紙)が使用できます。
ユポ(合成紙)は、耐熱温度が低いため縮む事があります。
ラベルサイズを厳密に管理する必要がある場合には、PETフイルム基材をご使用ください。
※PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)系のフイルムは、フイルムの融点が低いため故障リスクが高くなります。お勧めする事は出来ません。

銀色(金色)のフイルムラベル
コピー機と同様に静電気を利用し、トナーをラベルに転写しています。
銀色(金色)フイルム(銀・金ネーマー、消し銀・金、艶銀・金等)は、アルミ蒸着を施しており、転写時にプリンタ内部でアルミ蒸着部にスパークが発生するため、使用できません。
カラーLEDラベルプリンタに対応可能な、銀色(金色)フイルム(消し銀・艶銀・消し金・艶金等)のラベル基材を用意しています。

GHSに関する耐久性基準の認証規格
ラベルプリンタ本体・トナー・指定ラベルの組み合わせで、BS5609を取得しています。
運用には、指定ラベルの使用が必須となります。
指定ラベル以外を使用する際には、お客様で規格認証を取得する必要があります。
※BS5609:英国規格BS5609化学物質の海上輸送(国際水域)に関する規格

印刷後のトナー耐候性、耐久性
トナーは水、アルコールに溶けにくいため 耐水性に優れています。
耐水性能が必要な場合には、フイルム系のラベルを使用ください。
耐光性の目安としては、屋内使用時約1年間(屋内暴露テスト)では、黄色・マゼンタにやや退色が見られます。
屋外使用時(屋外暴露テスト)では、黄色・マゼンタが退色します。
ラベルの退色については、実際の使用環境でご確認をお願い致します。

印刷時の損紙
印刷開始時にセンサーチェックのためA6サイズで2枚、印刷開始位置チェックに10枚程度を必要とします。

その他 補足情報

カッターのメンテナンス
カッターユニットは、お客様にて清掃できる構造になっています。
専用のクリーニングキットもしくは、イソプロピルアルコールとウエスをご用意ください。
※刃物を使用していますので、清掃時には十分ご注意ください。
カッターユニットは保守部品として用意させて頂いていますので、ユニット交換にも対応しています。

トナーユニットの位置変更
各色のトナーユニットの位置変更を行う事は出来ません。
黒トナーのみ使用時は、他のトナーユニットをリフトアップし、消耗を防ぐ構造となっています。

Pro1040(4色機)から、Pro1050(5色機)への改造
改造する事は出来ません。ご購入の際は、使用目的に必要な機種の選定をお願い致します。

後付け加工機
外部機器との連動用接点ポートは用意していません。
RS-232C(シリアルポート)の搭載もありません。
後工程の機器等、外部機器はオフラインでご使用ください。

RIPの対応
PCL及びPostScriptに対応した内蔵RIPを搭載しています。
カラーマネジメントや自動面付、バリアブル印刷を行えるような、サーバーやソフトウェアオプションは付属しておりません。
※RIP(RasterImage Processor):ポストスクリプトデータをビットマップ画像に生成し、プリンタへデータを送るものです。
PCL(Printer Control Language):Hewlett-Packard社が開発したページ記述言語

プリンタ本体の耐久性能
設計上5年間の装置寿命としています。
設計時の印刷枚数は、1か月A6サイズ換算100,000枚(1日の印刷枚数5,000枚×20日)です。
耐久性能はご使用される環境(温度、湿度、雰囲気)に影響されます。

保守サポート
コピー機と同様の精密機器です。
お客様による保守作業は、トナーユニット・ベルトユニット等、保守部品の交換に限られます。
導入時に4年、5年保守パックのご契約を推奨いたします。